仕事でSOSを出している子に、全力で向き合おうと決めた採用・教育担当者。
いらっしゃいませm(__)m くっぴでございます。
新卒で入社した子が退社しました。
4月に入社し、8月末で退社…。5ヵ月ですね。
その子は僕が初めて運営に参加した内定者オリエンテーションで、
他をまとめ、盛り上げ、積極的だった子。
「入社したらどんどん売り上げつくってくやろな」
そう思ってました。
実際、入社してからの数字は勢いがあり、新卒の子の中でも上位。
順調やなと思ってました。
数字だけではわからない「闇」
順調だと思ってたその子が毎月記入するアンケートにこんなことを書いてました。
「契約が決まった時の喜びがわからない。」
あんなに活発的でキラキラしてた子がなぜこんな気持ちになるのか。
ずっとその言葉が頭から離れず1ヵ月が経とうとした頃、その子は退社してしまいました。
僕はその子にすぐ電話をして、退社理由を聞きました。
「支店の方たちと馴染めなかった。」
「契約を取ってきても、 もっとやれ! と言われ続けた。」
まじか…。そら喜べんわ…。
ってなりました。
初めての社会人。
初めての仕事。
初めての契約。
全てが初めてだったのに、何一つ認めてもらえない。
スパルタという言い方もできますが、僕は認めません。
こんなのは教育ではないと。
「人」が育つのに必要なのは「向上心」と「実感」
「出来て当たり前」のことをやり続けていても人は成長しません。
自分に出来ない事、やったことのない事をクリアして、
初めて成長を実感できます。
成長を「実感」した喜びで、次の階段を意識するのです。
これが「向上心」。
その子は、成長を「実感」する機会を奪われ、
「向上心」を養うことが出来なかった。
結果、何をしてるのかもわからんくなり退職を決意。
きっと仕事をしている意味さえ見失っていたのでしょう。
気になったらすぐに声をかけるべきだった
後悔しています。
結果は一緒だったかもしれない。
でもその時に声をかけていれば、
違った終わり方があったかもしれない。
毎日、泣いて帰宅することもなかったかもしれない。
後悔でいっぱいです。
こんな後悔を二度としないよう、
SOSを出している子に、
最短で、全力で向き合おうと決めました。
ご購読ありがとうございましたm(__)m